「○○しない」と決めるから実行できない

これは、そもそも「○○しない」という我慢系で命令を送るから、実行できないのかもしれません。○○しない、という目標設定では、脳が報酬を予測できず、どこまで続ければいいのかも見えてきません。脳に報酬を予測させ、行動しようと思わせるには、我慢や否定ではなく、どのように肯定的に自分の課題を書き換えるかが大事です。たとえば、「2日続けられたら○○して良い」と報酬を決めるといいでしょう。

さらに、「○○を食べそうになったら腹筋する」「酒を飲みたくなったらその場で足踏みをやる」というふうに、肯定系でルールを決めてみましょう。小さなことですが、肯定系で働きかけると実行しやすくなります。

ただし、「続けているうちに無意識化して習慣化する」というおいしい話はめったに起こらないのです。食欲や睡眠欲など「食う、寝る」といったベーシックなことはとにかくニーズが強い。勉強や運動などの習慣と比べると、生きるためのニーズの強さはレベルが違うのです。だから、習慣化は容易ではないと思ってください。