「証拠写真」を撮るのを忘れずに

近年、資材高騰や人手不足で、修理費も高騰しています。ちょっと壁を補修するだけで、5万円を超えることもあります。そんなとき、火災保険を利用して、保険金をもらうだけで、かなりお得になります。この保険金は非課税であり、社会保険料の計算の基礎となる所得にも含まれません。

たとえば、1回10万円の保険金をもらったとして、人生の中で、5回請求する機会があれば、合計で50万円になります。

火災保険は、何度利用しても、保険料が上がることはありません。賃貸でも、持ち家所有でも、通常、火災保険に加入しますので、使わないと損です(まれに、破損・汚損特約がついていない契約もありますので、保険証券・約款等をご確認ください)。

注意点ですが、保険請求の際には、証拠写真や、修理費用の見積書・領収書などが必要になります。また、保険金請求の期限は、事故発生日から3年以内です。事故が発生したら、必ず証拠写真を撮り、忘れずに請求するようにしましょう。

スマートフォンで撮影
写真=iStock.com/PeopleImages
※写真はイメージです

スマホから簡単に手続きできる会社も

具体的には、以下の3つのステップで進めます。

①保険会社(または代理店)に連絡する

まずは契約している保険会社のサポートデスクに電話やウェブから連絡し、「いつ、どこで、何が起きたか」を伝えて、請求書類を取り寄せます。

②修理の見積書と証拠写真を用意する

修理業者に連絡をして修理にかかる「見積書」を作成してもらい、被害箇所がわかる「写真」をスマートフォンなどで撮影しておきます。

③書類を提出する

保険会社から届いた書類に必要事項を記入し、見積書や写真とともに返送します。最近は、書類の郵送を省き、スマートフォンから見積書や写真の画像をアップロードするだけで手続きが完了する保険会社も増えています。