卓球で自分の存在を証明

そんな佐藤さんは小2の時、4歳上の次女の影響で卓球を始めた。

「卓球の練習は、暖かい時期は自転車で通い、雪や雨の日は父の出前ついでに送ってもらう形でした。ただ、試合や大会を両親が応援にきたことは一度もありません。周りは母親が付き添うことが多かったですが、私の家は日曜が稼ぎ時でしたので、それは無理な話なのだと子どもながらに分かっていました」

ところがメキメキと腕を上げ、小6になる頃には全国大会に出場できるほどの実力になっていた。