UR賃貸住宅は家賃が高め
UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構(Urban Renaissance Agency:UR都市機構)が運営している公的な住宅です。テレビCMでその名前を知った人も多いでしょう。1955年に設立された日本住宅公団が前身であり、「公団住宅」と呼ばれていたこともありました。現在は、国土交通省が管轄する独立行政法人です。
UR賃貸住宅は、都市部郊外の広々とした敷地に建てられている大型の団地タイプが多いです。団地とはいっても、かつてのマンモス型団地のように古くて老朽化したものは少なく、築年数が浅いものや、リノベーションされて部屋の中はキレイなものが多いです。また、部屋の広さも大きめなところが多く、1Kでも30m2くらいからで、3LDKでは80m2を超える部屋もあります。
その分、家賃は安いわけではなく、一般的な賃貸住宅と同じくらいか、むしろ高めです。ただ、礼金・仲介手数料・更新料が不要であり、保証人または保証会社との契約も必要ありませんので、入居時の初期費用を抑えることができます(敷金のみ必要)。
仮に家賃12万円の場合、礼金1カ月分、仲介手数料1カ月分、保証料1カ月分で、合計36万円を浮かせることができます。
契約する際には、収入の下限の基準があります。過去1年間の年収(ボーナス含む)を12で割った金額が、「基準月収額」を超えていることです。
年収が高い人でも申し込める
【世帯で申し込む場合の基準月収額】
・家賃8万2500円未満:家賃の4倍
・家賃8万2500円以上20万円未満:33万円(固定額)
・家賃20万円以上:40万円(固定額)
たとえば、ファミリーで家賃10~20万円くらいの2LDK/3LDKに住むのであれば、基準月収額は33万円、年額では396万円ですから、平均年収を超えている人であれば問題ないでしょう。
公営住宅のように年収の上限の基準はありませんので、年収が高い人でも申し込むことができます。
ただ、部屋の空きが少なく空いてもすぐに埋まってしまうため、入居するのが大変です。駅から離れていることが多いため、通勤・通学が不便になる可能性はあります。
そのあたりを考慮に入れて、検討すると良いでしょう。
【届け出先】UR都市機構
【添付書類】
・賃貸住宅入居申込書
・世帯全員の住民票の写し
・収入を証明する書類など


