男性は30代、女性は40代から低下

自律神経のバランスは、加齢とともに乱れやすくなっていきます。交感神経の活動力はあまり変わらないのに対して、副交感神経は男性は30代、女性は40代から低下していきます。これは私たちの実験データからも明らかです。そして、相対的に交感神経が強く活性化している状態が、つねに続くようになってしまうわけです。

この状況を、私たちは疲れや肌荒れ、不眠などを通じて、「老けたなあ」とか「20代のころはこうじゃなかったのに……」などと感じます。加齢とともに自律神経のバランスが乱れるのは、ごく自然なことです。

年齢肌を気にしている女性
写真=iStock.com/Toa55
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老化の進み具合を自律神経で見た場合、何も対策をとらなければ、私たちに備わっている自律神経の力は10年でおよそ15%ずつ低下していくといわれています。しかし、これはあくまで体の中身だけの話です。