「エルニーニョ=冷夏」なのに猛暑の見込み
今年の夏も猛暑になりそうだと伝えると「温暖化が進んでいるのだから当たり前だろう」という反応が返ってくる。そう片付けたくなる気持ちはわかるが、話はそれほど単純ではない。
温暖化とは数十年単位で平均して見えてくる傾向であって、数年単位の暑さとは別物だ。去年の夏の平均気温が平年比「+2.36℃」だったという事実は、温暖化だけでは説明がつかず、その年特有の要因が重なっている。
今年、温暖化以外の猛暑の要因として挙げられているのがエルニーニョ現象だ。エルニーニョ現象とは、赤道付近の海面水温の分布で決まるもので、世界中の天候に影響を及ぼす。日本では一般に「冷夏をもたらす」とされてきた。だが今年は、エルニーニョ現象の発生が予測されているにもかかわらず、猛暑が見込まれている。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
