「迷惑」を「感謝の連鎖」と考える

もっと広い視点に立って考えてみましょう。

平光源『頑張れないんじゃなくて、頑張りすぎただけ』(サンマーク出版)
平光源『頑張れないんじゃなくて、頑張りすぎただけ』(サンマーク出版)

例えば野菜にとっては、収穫されて人間に食べられることは迷惑なことかもしれません。でも、人間から排出される二酸化炭素と糞便の養分と種のおかげで、自分の子孫がまた成長できます。さらにその子孫がまた食べられてとお互いに頼り頼られてを繰り返すことで、世界は、そして地球は続いていくのです。

「自分がしてほしくないこと」は、できるかぎり人にはしない。けれども、どうしても迷惑をかけてしまった時には、罪悪感で自分を否定し、傷つけるのではなく、次に誰かに迷惑をかけられた時に許してあげる。

「迷惑」を不快の連鎖ととらえるのではなく、「お互い様」「許してくれてありがとう」と、感謝の連鎖としてとらえることで、見える世界が180度変わってきます。迷惑=感謝という思いに至れば、その時にはもう迷惑という思い、そして罪悪感という感情は煙のように消えてなくなります。

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