泥沼化の恐れも出てきたイラン戦争

「4週間でカタをつける」「無条件降伏しないと見たこともない攻撃を加える」

そう豪語していたトランプ大統領だが、その強気の姿勢とは裏腹に、戦闘はすでに1カ月を過ぎ、ホルムズ海峡は事実上イランによって封鎖された。中東地域からの石油出荷が制限され、世界経済への影響も出始めた。米国内でも無謀な戦争を始めたことへの批判が高まっている。

そのトランプ大統領にどこまでついていけるのか。日本の政府内でも先行きが見通せない不安が広がり始めた。第一ラウンドの日米首脳会談では、とりあえず憲法9条を盾にして自衛隊派遣はできないと意思表示をしたが、トランプ氏がいつまでも納得してくれるかどうかは不透明だ。首脳会談の後も、「日本は4万5000人の米兵で守られている。協力しないのは不公平だ」「憲法があっても、何かやってくれるだろう」等々、トランプ氏は、相変わらず子供のような乱暴な発言がやまない。