トランプはプーチンに憧れているのか

――勝った方が負けた方の領地を治める。同盟関係があったとしてもそれはそれで、時期が来れば破棄して隣国に攻め込む。まさに戦国時代ですね。

【池田】その意味で言えば、プーチンは突然、豹変して暴挙に出たのではなく、外交と軍事力のどちらの使いどころかをその時々、考えて選択しているだけなのでしょう。

プーチンに限らず、ロシア人は基本的にこちらが強く出れば話を聞いてくれます。下手に出て「何とかなりませんか?」という感じで行くと、軽視されてしまう。何らかの妥協に持ち込むにしても、「こちらの立場は譲りません」という姿勢を取った上でないと、妥協さえもできなくなります。