理屈より先に心に財布を開かせる職業は生き残る

きれい事で言えば「ケア」や「コミュニケーション」。

汚い言い方をすれば「性」と「暴力」と「不安」。

後者の3つは、人類が滅亡しない以上、ビジネスのネタとして買い手は絶えないだろう。

たとえば「不安」。将来が不確かなとき、人はより「安心できる物語」を買う。理屈で考えたらまったく生産性のない話でも、心のほうが先に財布を開くことがある。占い師が生き残るのは、たぶんこの構造だ。

占い師に輝くクリスタルボール
写真=iStock.com/pidjoe
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ひろゆき『人生の正体 生きること、死ぬこと』(徳間書店)
ひろゆき『人生の正体 生きること、死ぬこと』(徳間書店)

「性」も「暴力」も似ている。時の為政者にその存在を隠されても(規制されても)、ゼロにはならない。むしろ表面的には見えないように整備されるだけで、地下に潜ってあらたな闇マーケットを形成する。なくなるのではく、流通経路が変わるだけだ。

AIが進化するほど「まともな正解がある仕事」は淘汰されていき、逆に「欲望と不安の市場」が際立って伸びるだろう。

真面目に答えを追い求めていた人ほど割を食って、「よくわからないけど刺さるもの」のほうが注目を集める。

社会が賢くなるというより、社会の本性がより可視化されるということだ。

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