独裁者による「処刑」は含まれない

人の命にかかわる問題ですから、死刑制度はその国の宗教観や歴史、習慣や文化、民族意識などと密接な関係があります。

ヨーロッパ諸国で死刑廃止国が多いというのは、キリスト教国家、特にカトリックの国々を中心に、死刑が廃止されてきたと見ることもできます。ただし、これらの国々が死刑廃止を唱え始めたのはごく最近の話で、それまでは散々死刑を執行していましたが。

逆に、非キリスト教国家は、死刑が存置されている国が多いのではないでしょうか。中東の国々や、インドネシア、マレーシア、日本もそうですし、インドやタイ、ベトナムなどもそうです。他にもアフリカだとエジプトやエチオピアなどもあります。