「かつて習は(ドナルド・)トランプ(米大統領)に『米中関係を改善する1000の理由がある』と言った。張の国家機密漏洩疑惑についても、張を陥れる1000の理由がある」と、シンガポール経営大学のヘンリー・ガオ教授(法学)はX(旧ツイッター)への投稿で述べた。
「その理由はどれも国家機密漏洩とは無関係だ」と、ガオは付け加える。「最も信憑性が高いのは、ハイレベルの情報戦を仕掛けたという解釈だ。張の仲間、特に党指導部や軍内の同調者に圧力をかける目的で、外国メディアに偽情報を流している」
シッシも同意見だ。「張の主な過ちは、事実かどうかはともかくとして、スパイ行為でもアメリカに機密情報を伝えたことでもない。派閥を形成したことだ」。中国の国営メディアなどが、体系的な政治的ダメージをもたらしたと張を非難しているのがいい証拠だという。「少なくとも習はクーデター計画があったと見なした」
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当記事は「ニューズウィーク日本版」(CCCメディアハウス)からの転載記事です。元記事はこちら


