性病に罹ったという報道
ニューズウィーク日本版(2月17日号)で、ニューヨーク・タイムズでこの事件の調査報道に携わるデービッド・エンリッチ記者が以下のように話している。
今回の資料の中には、エプスタインがゲイツに女性を世話し、ゲイツが性病に罹って治療のための薬を入手しようとしたと示唆するものがあるという。
この疑惑について聞かれたゲイツの元妻メリンダは、「結婚生活の最もつらかった時期を思い出す」と答えたが、「そんなことは絶対なかった」とはいわなかったそうだ。
エプスタインの死後、彼とゲイツの長年の関係が明らかになり、金、女性、あるいは少女たちまで、あらゆるものが絡んでいたと見られているという。
だが、エンリッチ記者は、エプスタインが嘘をつき、話を誇張し、さらに脅しや影響力を巧みに使って、権力者から自分の望むものを引き出すことに長けていた可能性もあるといっている。
たしかに、公表された文書を丸ごと信じることはできないかもしれない。
しかし、ゲイツに関していえば、夫婦が離婚した一因は、メリンダが夫とエプスタインとの関係に抱いていた「不快感」だということは、以前から知られていたことだというのである。
日本人メジャーリーガーにも影響
ゲイツは2月24日、「誤りを犯した」と、自身が設立した慈善団体「ゲイツ財団」の職員らに対して謝罪したと、アメリカのウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が伝えている。WSJは、ゲイツ氏が職員らと開いた会合の録音を元に報じたとしている。
朝日新聞デジタル(2月26日 5時09分)では、
ゲイツ氏は謝罪する一方、エプスタイン氏の犯罪とは関係がないとし、「私は違法なことは何もしていないし、見てもいない」と語ったという。
ゲイツ氏は会合で、2011年からエプスタイン氏と会うようになったと説明したという。エプスタイン氏が08年に、未成年者に売春を勧誘した罪で有罪を認めた後のことになり、ゲイツ氏は十分な身元調査をしなかったと弁明した。
ただ、エプスタイン氏のプライベートジェットでドイツやフランスなどに行き、面会は14年まで続いたとしている。
さらに、スポーツニッポン(2月16日付)によれば、2028年ロサンゼルス五輪・パラリンピック組織委員会のワッサーマン会長が、自分の率いる米大手代理人事務所を突然、売却してしまったそうだ。
ここにはドジャースの山本由伸やカブスの鈴木誠也、パドレスのダルビッシュ有、レイカーズの八村塁などが所属しているが、ワッサーマン会長がエプスタインの恋人で、現在逮捕されている女性(ギレーヌ・マクスウェル)とメールのやり取りをしていたことが文書で明らかになった。それが理由ではないかといわれているという。

