O型は重症マラリアが66%少ない
その結果、高熱や頭痛、吐き気などの症状が現れ、やがて赤血球の供給が追いつかなくなり、重度の貧血に陥ります。病状が進行すると、脳に障害が起きて意識が混濁したり、腎臓の機能が低下して腎不全に至ったりすることもあります。
また、マラリアにかかると脾臓が大きく腫れることも特徴です。脾臓は、古くなった赤血球を回収・分解し、新しい赤血球の材料をつくる役割を担っています。マラリアによって大量の赤血球が破壊されると、脾臓はその処理に追われ、次第に負担が増して腫れてくるのです。
マラリアにおいても、血液型によって重症化リスクが異なることがわかっています。2007年に発表された、アフリカのマリの子どもを対象とした研究においては、O型は非O型(A型・B型・AB型)に比べ、重症マラリアの発症が66%少ないことがわかりました。
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