女中は「家族の一員」だったか
さて、八雲が6時に起床ということは、トミや女中たちの朝は、少なくとも1時間前、午前5時には始まっていたということだ。朝食は八雲だけが7時に。トーストと卵程度の軽いもの。車夫が迎えに来て、7時半には出勤。
特に注目すべきは、稼ぎ頭である八雲を最優先していたことだ。毎日の食事は、八雲が最初に食べて、家族はその後とある。だから、女中たちはさらに後だったと思われる。
だが、完全に上下関係で割り切っていたわけではない。夜、新聞が来ない日は、女中も一緒にゲームで遊ぶという記述もある。
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