印象に残らない人に欠けている視点

もしここで、女性が答えるならば、「普段はぶっきらぼうだけど、私が困っているときにそっと手を差し伸べてくれるような不器用な優しさにキュンとします」と答えれば、相手は具体的なシチュエーションを想像し、共感したり、意外性を感じたり、あるいは「それって、オレのことじゃん!」と思ったりするでしょう。感情が動くことで、会話はさらに深まり、その人への興味も増すのです。

モテるというのは、相手の「感情」を動かし、相手に「もっと知りたい」「もっと一緒にいたい」と思わせる力です。納品主義者は、この「感情を動かす」という視点が欠けているため、相手にとって「無難だけど、特に印象に残らない人」になってしまうのです。

彼らは、人間関係においても、ビジネスにおけるコンテンツ制作と同様に、ただ「言われたこと」を「こなす」だけで満足し、その先の「相手の心にどう響くか」という結果に無関心なのです。