社内で守られていた“4つの暗黙の掟”

2つの課題を攻略しようと消費者行動をさらに深掘りするうち、やがて自分たちがつくるべき新商品像が浮かび上がってきた。それが「30〜40代男性に夜に食べてもらえるシャウエッセン」。

ならば濃いめの味つけで、フライパンひとつで夕食と一緒に調理できる焼き調理が最適だろうと考えたが、ここに社内で長年守られ続けてきた“4つのタブー”が立ちはだかった。

そのタブーとは、「調理はボイル調理のみ、焼くべからず、切るべからず、味を変えるべからず」。夜味の開発を担当した、加工事業本部 マーケティング統括部 商品開発室 ハムソー商品開発課課長の加藤安太朗さんは「誰が決めたわけでもないのに、いつの間にか暗黙の掟として社内に根づいていた」と語る。