対照的にイギリスでは、リアルタイムのモニタリングを行い、危険な状況を把握したら、カメラに付設したスピーカーで呼びかけ、犯行を制止することさえ行われている。

イギリスのリアルタイム・モニタリングは、すでに今世紀の初めから実施されている。例えば、ロンドンのニューハム区では、1997年から防犯カメラが公共の場所に設置され、2001年には、防犯カメラのモニター室に85台のモニターが置かれ、35名の専従者が交替でモニタリングしていた(写真)。

さらに、イギリスでは、地方自治体が公共の防犯カメラを管理しているのが一般的で、ニューハム区の専従者も警察官ではなく地方自治体の職員だ。このことも、日本との大きな違いである。

当記事は「ニューズウィーク日本版」(CCCメディアハウス)からの転載記事です。元記事はこちら
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