パート募集が数カ月前からなくなった

実質賃金をプラスにするには、名目賃金を上げるか、インフレ率を下げるしかありません。完全失業率、有効求人倍率はまだ良い数字ですが、有効求人倍率は、コロナが明けるころには1.35倍まで上昇していたのが、最近では1.18倍まで低下しています。

まだまだ低くはありませんが、雇用の過熱感は薄らぎつつあります。私が代表を務める会社(東京都千代田区)の近くのファミリーレストランでも、パートさんの募集ポスターが数カ月前から貼られなくなっています。

正社員の賃上げは、来春まではありませんから、実質賃金を上げるには、インフレ率を下げるしかありません。そのためには、短期金利の上昇が必要で、政策金利を上昇させる必要があるのです。(図表2)