●相手の本音を知りたい

「図々しくお聞きしてもよろしいでしょうか」
「このほかに、何か懸念はございますでしょうか」
「私の力不足で、何かお聞きできていない点はないでしょうか」

●取引先からさらに情報を引き出したい

「ベストな形でのご提案をしたいので、他に私が知っておくべき点がございましたら教えて下さい」

●可能性を知りたい

「1カ所でも気に入っていただけた点はございましたでしょうか」
「今後のためにも、足りないところをお教えいただけますか」

(接点を絶たないことを目標に話を進める)

●出会いを次につなげたい

「御社と接点ができるだけで光栄です」
「このご縁を大切にしたいと思います」
「このご縁を大切にするため、御社にメリットのある提案書を作成してみます」

(相手を喜ばせ、自分の気持ちを謙虚に伝える)

●トラブルを未然に防ぐ

「何か問題点はありますか」
「他に準備しておくことはないでしょうか」

●取引先で部下が失敗

「この度はご迷惑をおかけしまして、申し訳ありませんでした」
「少し状況をお聞かせいただけないでしょうか」

(どちらが悪いかわかっていない段階でも、まずは「迷惑をかけた」ことを謝罪)

●煮え切らない取引先の決断を促す

「残念ですが、いったん白紙に戻しましょう」
「今回は仕方ありません。またの機会にご一緒させてください」

(プラスの言葉と共にいったん引く。「逃がした魚は大きい」と思わせると得)

●ミスをしてしまった

「誠に申し訳ございません」
「早急に対応策を考えます」

(謝罪するときは最上級の言葉で。一生懸命さを伝える)

※本記事は、あがり症と話し方の専門家・新田祥子氏の話、および『こんなときなんて言えばいいの? とっさのひと言フレーズ集』(新田祥子著)をもとにプレジデント編集部作成。

(三浦愛美=構成 奥谷 仁=撮影)
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