練習の最初にいきなりスクワット500回

19歳の木村が移籍した新天地、新日本。その道場の練習は日プロとはまったく異なり、活気に満ちあふれていた。練習の中身の濃さ、ピンと張りつめた空気に、木村は戸惑いを感じたという。

「午前10時からの2時間の合同練習のメニューは、スクワットから始まり、腕立て伏せ、腹筋、ブリッジ、スパーリング。午後は個人練習で、筋トレや補強運動、スパーリングなど、選手それぞれが自由にできました。日プロでは最初から選手がバラバラに練習をして、最後に全員でスクワット100回をして終了でした。