「私は……だけど、あなたは?」
私は本心としては、「なぜ片腕なのですか」「大学はどこを出ましたか」「独身ですか」「おいくつですか」などなどインドの人々のように率直に尋ねるのが最もすっきりしていてよいと思っている。それを口にしても、片腕だからといって、あるいは高学歴であったりそうでなかったりだからといって、誰も特に劣等感を覚えることなく、少しも問題にならないような社会にすることのほうが好ましいと思う。あるいは、「答えたくありません」と率直に断っても問題にならない社会にするほうがよいと思う。
だが、現実問題としては、やはりそれは難しい。これらのことを口にしてしまうのは、やはり愚かということになるだろう。
プライベートなことを尋ねるときには、二つの表現を用いることができる。第一は「私は……だけど、あなたは?」という表現だ。自分のプライバシーを先に明かしてしまうわけだ。
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