愛情を人質にしたロジックの危うさ

「愛しているなら、家事・育児をやるのは当然」「家族だから、我が子が苦境に立たされている時は支援するのが当然」「家族だから、親が老いた時は介護して当然」

だが、そのロジックは危険である。「愛情があるなら」を裏返せば、家事・育児・介護・支援ができないのは、「愛情がないから」ということになる。

その結果、サポートが経済的・身体的・精神的につらくなってもなお、「家族だから」と支援をやめることができない。やめるためには籍を抜き、「家族」を解消しなくてはならないからだ。