入場客数では劣っていないのに

まず、プロ野球は2024年には1試合平均3万1098人の観客を動員しており、2万9568人だったMLBを凌ぐ。プロ野球の観客動員数トップである阪神タイガース(平均4万1801人)は全MLB球団と比較してもロサンゼルスドジャース(平均4万8657人)・ニューヨークヤンキース(平均4万1896人)に次いで3番目にランクインする。

阪神タイガースが2年ぶりのセ・リーグ優勝を決め、喜ぶスタンドの阪神ファン=2025年9月7日、甲子園球場
写真提供=共同通信社
阪神タイガースが2年ぶりのセ・リーグ優勝を決め、喜ぶスタンドの阪神ファン=2025年9月7日、甲子園球場

プロスポーツ興行の基本的なビジネスモデルが観客を集めて入場料収入や飲食・物販収入を得るものであることを踏まえると、入場者数では劣っていないプロ野球がMLBに対して収益力において大きな差をつけられている点に違和感を覚えないだろうか。