両面テープがはがれてセンサーカメラが脱落

EVM-Jが輸入するバスは、大阪万博のためだけではない。全国各地にわずか2年間で300台強の電気バスを納車してきた。2022年から購入事業者にEVバスの引き渡しを始めているが、納入が本格化したのは2023年以降である。

その早すぎる納車があだとなっているのか、それらのバスでは不具合が多発している。報道されているのが、福岡県筑後市に4台納入されたEVマイクロバスだ。EVM-Jが発表したように「国内初のEVスクールバス」として市立筑後南小学校で今年4月から運行を開始したのだが、4台すべてで不具合が相次いでいるという。