初代大蔵大臣の子供の数は…

そう考えると、当時梅子には恋人はいなかったようなので、伊藤博文が手を出そうと思えば出すことはできたかもしれません。でも、同じ屋根の下に暮らした時期もある二人ではありますが、伊藤博文は梅子にだけは一切手を出すことはありませんでした。

その理由についてはさまざまな推測ができますが、伊藤博文は梅子を純粋に尊敬し、大切にしていたのではないでしょうか。梅子自身も、学校創設時などのスポンサーとして政治家や貴族を頼らず、一切の政治的影響を持ち込まないよう徹底していたようです。

現代でも、彼女が話した英語の音源を聞くことができますが、その発音は、完璧で美しい。彼女の流暢りゅうちょうな英語からは、真摯な教育への姿勢がうかがい知れます。そんな彼女の姿勢に対して、伊藤博文もまた敬意を払っていたのでしょう。