顧客の声に合わせて味と容量の改良を
2つ目のポイントは、ターゲットを明確にした幅広いバリエーションを用意することだ。先に挙げたワントレーの商品なら、おろしハンバーグはヘルシー志向の人、ペペロンチーノは食べ盛りの子どもが対象になる。価格重視の人もいれば、品質重視の人もいる。
「ペペロンチーノとトマトソースハンバーグ」(240グラム298円)。ピリ辛のペペロンチーノ、トマトソースハンバーグ、フライドポテト・ホウレンソウの副菜がそろったワンプレート。
従来はPB商品と言えば安さが売りのイメージが強かったが、トップバリュでは独自商品のラインナップを強化した結果、パワーカップルなど年収が高い層にも選ばれるようになってきた。それは多様化する顧客の価値観に合わせて、多様な冷凍食品を開発し始めたからである。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能


