ダイナミックプライシングは「実験段階」

こうした複雑な価格設計を支えるために、近年、多くの球団が導入し始めているのが「ダイナミックプライシング(DP)」です。

DPとは、AIを活用し、試合日や対戦カード、天候、座席の場所、イベントの有無など、さまざまな要素をもとに需要を予測し、価格を変動させる仕組みのこと。ホテルや航空券、テーマパークなどでもすでに使われています。

神宮球場の外野席に設定された「1万2000円」という強気の価格も、おそらくこうした仕組みによる価格の実験だったのでしょう。