周囲よりも多くの成果を上げるMVP社員の「10倍速仕事術」。日頃から効率を上げ、結果につながる努力を続けているに違いない。1日にメールが250通来るという超多忙なITプロジェクトマネジャーは、メール連絡をどのようにこなすのか。(内容・肩書は、2014年2月3日号掲載時のままです)
メールは一日二五〇通
「朝は八時か八時半に出社して、九時半の始業時間までの間に担当しているアプリの顧客獲得状況の確認と、前日に処理できなかったメールのチェックをします」
こう話すのは楽天ソーシャルメディア事業部の山崎啓仁氏。現在三つのプロジェクトを兼務する多忙なマネジャーである。当然ながら一日に受け取るメールの量も多い。少ないときでも一七〇通、多いときは二五〇通にも及ぶ。大半が社内のML(メーリングリスト)で、TO(個人宛てに届く、返信が必要なメール)は一日三〇件くらい。
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(文=高橋盛男 撮影=工藤睦子)

