ビル・ゲイツの楽しみながら教養を高める習慣

【自己啓発・教養】仕事とは関係のない本を積極的に読む

世界の一流ビジネスパーソンは、長期休暇を心身のリフレッシュだけでなく、教養を深める機会と考えています。

休暇中も能動的に学ぶ姿勢を保って、さらなる成長を目指しているのです。

越川慎司『世界の一流は「休日」に何をしているのか』(クロスメディア・パブリッシング)

脳科学によると、新しい知識や経験に出会うと、脳の神経ネットワークが活性化して、創造性やストレス耐性が高まるといわれています。

彼らは楽しみながら教養を高める習慣を身につけています。

辛い修行と考えるのではなく、楽しみながら学ぶことで、自分を癒してくれるエンターテインメントにしているのです。

ビル・ゲイツは読書家として知られており、離婚したという事情もあるのでしょうが、長期休暇は読書三昧の日々を送っています。

動物学の本など、自分の仕事とはあまり関係のない分野の本を積極的に読んでいるようで、彼が読んだ本の情報が世に出た途端にベストセラーになっています。

有名なのは、米国のエコノミストであるマルク・レビンソンが著した『THE BOX』(邦題・コンテナ物語)のケースです。

この本は2005年に出版され、船のコンテナのサイズを世界統一にしたことで、生産効率が20%もアップした……というイノベーションがテーマですが、ビル・ゲイツが「事業経営やイノベーションの役割についての固定観念に活を入れてくれた」と絶賛したことで、世界的にヒットしています。

世界の一流は、ほぼ例外なく、読書を自己啓発と教養の柱に据えています。

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