青森には「味噌カレー牛乳ラーメン」がある

そして「つけ麺」はトッピングが少ない分、麺の量がラーメンの1.5~2倍くらいとなる店が多い。

「どうしても食べたい場合は、やはりチャーシューなどトッピングを多くするように工夫しましょう。最近、あるお店で『納豆つけ麺』を見かけていいなと思いました。また、ご当地ラーメンも、比較的栄養素のバランスが取れているように感じます。横浜の『サンマーメン』では新鮮な野菜や肉が麺の上に乗っていますし、岡山の『トンカツラーメン』では一食として十分な肉(タンパク質)がのっています。ただし、とんこつや味噌バターは高カロリー・高塩分なので避けたほうがいいかもしれません」

青森では味噌カレー牛乳ラーメンがある。管理栄養士の小山浩子氏が青森のあるお店で塩分量を試算すると、1杯約10g。そして訪れる人は皆スープを飲み干していったというから、健康面では心配になる。

青森県青森市の名物「味噌カレー牛乳ラーメン」(写真=Khoshi3/CC-BY-SA-3.0/Wikimedia Commons

たまにこってり味が欲しくなる気持ちもわかる。しかしその際は、スープは飲まずに。また、ちぢれ麺よりも、スープがからみにくいストレート麺がお勧めだ。野菜や肉のトッピングも忘れずに。

関連記事
二郎系、煮干、鶏醬油、町中華…元ラーメン店経営者が「潰れにくい」という視点で順位を付けた結果
パン祭りならぬパン地獄…医師が警鐘「パンを食べると脳の神経伝達物質を阻害、記憶曖昧・情緒不安定化」
ダイエットで「鶏ムネ肉」ばかり食べる人の末路…管理栄養士が警鐘を鳴らす「肉の栄養素」の真実
フィットネスクラブでの過剰摂取に要注意…健康と美容のために摂取するとかえって"死を早める粉"の正体
「10万人の胃腸を診た専門医が警鐘」日本人の約5割が毎朝食べている胃腸に最悪の"ある食べ物"