お金のプロがモヤモヤしていることとは
それでは最後に、プライベートの場で、私自身、少しモヤモヤしていることについて書いておきます。
それは、聞けば何でも教えてくれるとばかりに、頻繁に、情報のタダ取りをしてくる人です。
もっとも、「ちょっと聞きたいんだけど……」と、たまに聞かれるくらいであれば、こちらも頼られて悪い気はしませんし、できる限りはお答えするようにはしています。
しかし、明らかに度を過ぎての頻度で来られると、困ってしまうわけです。
先日も、「週1回くらいで投資の情報交換をしないか?」と言われました。
情報交換と言っても、その人は投資経験ゼロなので、これはどう考えても、私が一方的に情報を提供するだけなのは、目に見えています。
もともと、そのような人の存在にはモヤモヤしていたのですが、ここ最近、プライベートでの投資絡みの話題が増えるに伴い、そんな情報タダ取りに直面することが増えてきたのです。
情報をタダ取りする人へ、お金のプロの対処法
そのような(頻繁な)情報のタダ取りは、ほぼ間違いなく、プライベートの場で発生します。
お金が絡むビジネスの場では、情報も有料ということは広く認識されているせいか、仕事関連ではほとんど発生しません(例外もありますが)。身内・友人・知人が相手のプライベートだと、ついつい油断してしまうのでしょうか。
コンサルタント業の方など、とくに無形のサービス提供を生業とされている人の中には、「ちょっと教えてよ」と、頻繁に友人や知人から言われて、(無下に断れないケースも多くて)モヤモヤしている方も多いかと思います。
そんな情報タダ取りにうやむやに対応していては、ずっとモヤモヤしたままです。そして、私もずっとモヤモヤしておりました。
ただ、最近は、プライベートでの投資談義が増えてきたこともあり、度を過ぎるような場合には、「普段、有料で投資相談などをやっていて、もし、無料でやってしまうと、他のお客様に怒られてしまうので、残念ながらできない」といった文句で、ハッキリと断るようになりました。
今のところ、この当たり障りのない断り文句で、上手く断ることができています。