その4:外敵

最後の分類は「外敵」。まさに「関わりたくない男」とされています。

残念ながら、女性の立場からして、まったく恋愛対象として見えない。

「論外」、「アウトオブ眼中」とも言いますね。

そもそも関わる必要性を感じておらず、その結果、連絡先を交換してくれないどころか、会話すら拒否される事態になります。

イラスト=田島ゆみ
出所=『恋愛の大学

女性の「フォルダ分け」は3分以内に確定する

この分類された4種類の中で、女性の恋愛対象となるのは「種オス」のみです。

「この人の遺伝子が欲しい」ときだけに女性は恋に落ちます。「キュンキュン、ドキドキ」して「好き」という感情が生まれます。要するに、その男の種が欲しいと本能が感知したとき、好きにつながります。

男性は種オスに分類されることを目指さなくてはなりません。なぜなら種オスフォルダに入らないと恋愛関係になることができないからです。お付き合いを継続していくときに「育てオス」の要素も必要になりますが、必ず先に種オスの枠に入らなければいけません。

この4種類の分類ですが、女性は男性と出会ってからだいたい3秒から7秒で決めているといいます。その後、3分経つとほぼ確定です。

女性の本能は判断までがめちゃくちゃ速いんです。しかも、一度決まると、覆すのはなかなか難しくなります。

イラスト=田島ゆみ
出所=『恋愛の大学

「選択肢がない男」は女性の格好の餌食になる

「種オス」「育てオス」ならば、付き合って、結婚の可能性もあります。

ただ、「種オス」はセックス対象ですが、「育てオス」はそうではなく、子どもに対してリソースを与えるだけという、大きな違いがあります。もし「育てオス」だけの彼氏になると、女性に搾り取るだけ搾り取られます。