それゆえ、女性が種オスと認定した男性を見ると、「好き」「カッコイイ」「付き合いたい」「キュンキュンする」「ドキドキする」などの感情が女性に生まれます。
その2:育てオス
育てオスとは、子どもを育てるパートナーとなるオスのことです。人間の子どもは他の動物と比べても育てるのがとても大変です。歩けるようになるまでに1年、話せるようになるまで2年かかる。
育児には、安全や食料や教育などのリソースが必要になります。協力してくれるオスがいないと困るんですよ。そこで、一緒に育児をしてくれる育てオスが必要です。
いわゆる、男性の優しさ、誠実さ、真面目さ、高収入などの要素を持つオスは、この「育てオス」に分類されます。子どもを育てるときに必要な要素です。
育てオスというのはどちらかというと結婚対象です。「彼氏と違ってドキドキやキュンキュンはしないけど、結婚相手としてはいいよね」と分類されるのが育てオスです。
「男友達枠」はただのボディーガードでしかない
その3:守りオス
妊娠や出産、乳飲み子を抱えているとき、女性は敵に襲われたら太刀打ちできません。
だから、守ってくれるボディーガードが必要です。この場合のボディーガードは「男友達枠」、これが守りオスです。
例えば、女性が2人で居酒屋にいたら「オネエチャンたち、一緒に飲まない?」などと男に声をかけられます。だけど、そこに1人でも男がいたら絶対に声はかけられません。守りオスを連れていることがガードになります。
女性は「守りオスを近くに置いておいたら変な男が寄ってこなくなる」と考えています。辛辣ですが、女性にとって守りオスは、それぐらいの価値なのです。