「VIPが来るから、女の子を用意できる?」
「長らく芸能界に君臨し続けた男の裁判に注目が集まるなか、本誌はある写真を入手した。白Tシャツに黒の短パンを履きリラックスする人物。かなり酔っているのか顔を赤らめながら、女性を自身の上に乗せて幸せそうな表情を浮かべているのは、渦中の松本人志である。
本誌が入手したのは、今から5年ほど前’18年10月中旬に開催されたアテンド飲み会の一幕を収めた写真だ」
参加したA子さんがこう語る。
「松本さんとの飲み会には、『クロスバー直撃』の渡邊センスという芸人から誘われたんです。渡邊さんとは一時期、友達のような関係で一緒に飲んだりしていました。ある時、彼から『明日めっちゃVIPが来るから、女の子を用意できる?』と連絡が来たんです。
『もしヤルってなったら必ずできる子を呼んでほしい』とも言われていました。私はVIPが誰なのか気になったこともあり、友人の一人にその条件を伝えたうえで、当日は二人で飲み会に参加したんです」
ホテル『ザ・リッツ・カールトン大阪』の部屋へ行き、松本が気に入った女性と別室へというのは、文春が報じてきた“手順”と同じだが、A子さんはそのまま帰され、友人が松本のお相手になったという。
それから約1時間後、松本に連れられて寝室に消えた友人を心配していたA子さんの元に、一本の電話がかかってきたというのである。
吉本興業はこの実態を知っていたのか
「私は友人へ解散後に『大丈夫?』とのLINEを送っていたんですが、ずっと既読も付かなかったので、心配していたんです。電話がかかってきた時は『もうホテルから出たのかな』と思っていました。しかし、着信に出ると電話口の相手は友人ではなく、松本さんだったんです」
松本はA子さんにリッツ・カールトンへ戻ってくるよう電話で伝えたというのだ。FRIDAYが入手した写真は、この電話の後、ホテルの部屋で酒に酔った状態でA子さんらと戯れる松本の姿だという。
松本はこの時、A子さんたちに向かって、「俺は上に乗ってもらうのが好きなんや」と話していたそうだ。
ところで一連の松本人志“事件”の報道を読んでいて、私が疑問に思ったのは、彼が所属している吉本興業は、こうしたことが行われていたことを知っていたのだろうかというものだった。
私が親しくしている吉本関係者にその疑問をぶつけたところ、こんな答えが返ってきた。
「おそらく掴んでいたとは思うが、トップシークレットだから、情報は洩れないはずだった」
はずだったが、なぜ洩れたのか? その人間はこうもいった。