カフェでのバイト、当初はポンコツ店員だったが……
他方、大学生活を充実させるために学内のダンス・スノーボード・茶道といったサークル活動にも参加。社会人としての修業もすべく、家庭教師や京都市内のカフェのアルバイトにも積極的だ。
「カフェでの仕事、例えば、複数のお客さんのテーブルまでお水を運んで、注文を聞いて運んで……という一連の動きは、いわばマルチタスクで最初はなかなかうまくできませんでした。かなりポンコツ店員でしたね(笑)。それでも最近はだいぶ慣れて、いつの間にか後輩を指導する立場になりました。家庭教師もそうですが、社会での経験を積むことで、自分が生きている世界がいかに狭いかを実感します。全人的に患者さんを見るために必要な、幅広い視野を持つことを目標に、今後も精進したいと思っています」
(プロフィール)
中島花音さん
滋賀医科大学医学部4年生 子宮頸がんの予防啓発をする学生団体「Vcan」創設者、前代表。京都市立堀川高等学校卒