とにかく電話やビデオトークをするべき

もちろん女性もメイクや写真加工など自己申告と内実のギャップはいろいろあるだろうが、特に人間的な本質に関わることをすぐバレる嘘で美化するのは逆効果でしかない。だからアプリでマッチングをしたら、まずプロフィールのどこが嘘でどこが本当か見定めなくてはならない。

速水由紀子『マッチング・アプリ症候群』(朝日新書)

アプリ内メッセージのやりとりではほぼわからないので、一通り自己紹介をしたらLINEに移り、電話やビデオトークしてみることを強くお勧めする。百回メッセージ交換してもわからない生理的、感覚的な相性、そして相手の嘘やごまかしが一瞬にしてわかるからだ。

特に直感力の優れた女性なら、相手のキレやすさ、俺サマな傲慢ごうまんさ、自己中などネガティヴな部分は察しがつく。声や映像の情報量は、テキストの比ではない。会ったことのない相手とのメッセージ交換、LINEトークは7割が想像とまったく違う現実を隠していると思ったほうがいい。みんな自分を少しでもよく見せることに必死なのだ。

あなたが今、アプリのプロフィールに書いている「ちょっとした嘘」のように。

関連記事
処女を競売にかけられ、妊娠すると風俗街に捨てられる…26歳女性が英紙に語った「インドの巫女」の惨状
中2で「初めてのセックスはどんな状況か」を考えさせる…日本と全然違うカナダの性教育
子どもに月経や射精について話すときに「絶対使ってはいけない言葉」2つ
銀座ママが「LINEを交換しよう」と聞かれたときに必ず使う"スマートな断り文句"
「お母さん、ヒグマが私を食べている!」と電話で実況…人を襲わない熊が19歳女性をむさぼり食った恐ろしい理由