巨大プラットフォームとして前例を作ることを期待
しかし、Yahoo! JAPANが「利用者が多様な意見を共有しあい、新たな視点を得るきっかけを創出する」という目的を達成し、有意義な言論空間として発展させていきたいのであれば、今後も改善のための努力を継続的に重ねていくことが求められる。
海外では、荒れたことを原因にCNNやReuter(ロイター)などの大手メディアのコメント欄が次々と閉鎖された。ヤフーニュースほどの大量のユーザ数を誇るニュースサイトで、適切なモデレーション方法を見つけ、ユーザに議論の場を提供し続けていくことができるならば、それは世界的に見ても先駆的な取り組みといえるだろう。