「えるぼし認定企業」はフェアな職場を目指している

えるぼし認定企業・プラチナえるぼし認定企業は、言い換えれば、性別や属性が不利にならないフェアな職場を目指している企業なのです。

佐野創太『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)

なお、えるぼし認定には五つの評価項目とレベルがあり、どのレベルであっても、実績を「女性の活躍推進企業データベース」に毎年公表しなければなりません。「一度認定されたら終わり」ではないので、信ぴょう性があります。

えるぼし認定を受けている企業を探すには、厚労省が公開している「女性活躍推進法への取組状況」ページのエクセルデータをご覧ください(令和4年11月末日現在)。このデータによると、えるぼし認定企業は1990社、プラチナえるぼし認定企業が社あります。

従業員数の多い大企業のイメージがあるかもしれませんが、従業員数300名以下のえるぼし認定企業は842社です。従業員数300名以下のプラチナえるぼし認定企業は15社あります。どちらも約40%です。さらに細かく検索条件を設定したい場合は、しょくばらぼの検索サイトをご覧ください。

十分とは言えないまでも、社会全体として女性の働きやすさを重視している企業は確かに増えていると言えるでしょう。

あなたが不当な我慢を強いられてもいい理由は一つもありません。思いっきり仕事と生活に打ち込める職場が、あなたを待っています。

関連記事
仕事ができる人は知っている…「よろしくお願いします」より効果的なメールの締めのフレーズ
「かつては東大卒よりも価値があった」47都道府県に必ずある"超名門"公立高校の全一覧【2022上半期BEST5】
アメリカでは保険外交員がどんどん失職している…ついに始まった「AI失業」の恐ろしいスピード
グーグル幹部は非常事態を宣言した…ネット検索を根本から変える「ChatGPT」の恐るべき可能性
「了解しました」は×、「承知です」は△…上司から急ぎの仕事を頼まれたときに部下が使うべき返信フレーズ