「大学入試定員厳格化」の緩和は付属校人気への影響大

論より証拠です。首都圏の主要な大学付属校の2022年度の中学入試状況を一覧化してまとめてみました(図表2)。早慶レベルはそうでもありませんが、MARCHを中心とした大学付属校では、前年比で受験者数を減らしているところが目立ちます。

そんな折、文部科学省が主導してきた「大学入試定員厳格化」の政策が緩和されるというニュースが入ってきました。早くも来春2023年度から管理基準が緩和されるというのです。

これが首都圏私立大学の易化につながると、それを受けて2023年度以降の中学入試状況がこれまた変化を見せると考えられます。保護者のみなさんはぜひこの点を注視してほしいと思います。

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