場面3●家族と一緒に出掛けなくなった
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言い換えの言葉 デートに誘うように「今度の休みはどこに行こうか」
親と一緒に行動しなくなるのは、親子の蜜月からハミ出してきた証拠。成長の証しです。友達にも「お前、親と遊んでんの? ダサッ」なんて言われているんでしょうね。
それでも一緒に出掛けたかったら、恋人を誘っていると思えばいいんです。デートに誘うなら、恋人にどこに行って何をしたいか聞くでしょう? 子供に対しても同じです。「出掛けたくない」と言うなら仕方のないことなので引き下がりましょう。
「出掛けるから早くしろ!」「なんで親の言うことが聞けないんだ」なんて圧力をかけて詰問するのは、パワハラになってしまいますよ。
場面4:洋服や文房具など親が選んだものを嫌がる
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言い換えの言葉「どんなのが好きなの?」
これも親とは価値観や美意識が違ってきているから起こる当然の現象です。いつまでも自分の好みがないなんて、逆に心配です。「本物を与えたい」「親の趣味で買った洋服を着せたい」というのは、親の身勝手でしかありません。
でも年に1度だけ、身勝手じゃなくなる日がある。そう、クリスマスです。なぜならサンタは、親の満足じゃなくて「子供の夢をかなえる」存在だから。手紙まで書かせてほしい物をリサーチするのは、そのためです。
まずは、子供に好きなものを聞いてやってください。サプライズがしたいなら、徹底的に子供の好きなものをリサーチすることです。要するに、一年中サンタになればいいってことですよ。