アプリやクーポンの使用で生活に差がつく
各スーパーのスマホのアプリなどに配信されるさまざまな割引クーポンもぜひ活用しましょう。たとえ数十円の節約であっても、回数が増えれば増えるほど、使わない人との差は確実に開いていきます。
ポイントがお得になる日や、割引になる日を選んで買い物するのも有効。前述のイオンであれば、
・毎月10日 ありが10デー(ポイント5倍)
・毎月20日・30日 お客さま感謝デー(5%オフ)
などと決まっています。ただし、お得だからといって買い物しすぎては本末転倒ですので、無駄遣いには気をつけましょう。
日々の買い物の際に、クレジットカードとスマホ決済をひも付けたり、ポイントカードを提示したりすることで「ポイント二重取り・三重取り」を活用できる場合もあります。
たとえばドコモのクレジットカードの「dカード」・スマホ決済の「d払い」・ポイントカードの「dポイントカード」を
・dポイントカードの提示 1%
・d払いでの支払い 0.5%
と組み合わせて利用することで、合計で2.5%のdポイントがもらえる「三重取り」が可能です(d払いとdポイントに対応した店舗の場合)。
さらに、株主優待で食べ物や日用品などがもらえる銘柄を購入したり、ふるさと納税で普段使いの食品や日用品がもらえる自治体に寄付したりすることでも、生活費を削減できます。こうして節約できたお金は使ってしまうのではなく、貯蓄や投資に回していきましょう。
外食はどうしても割高になってしまいます。いきなりすべてカットするのは難しいとしても、外食の日を少なくするなど、メリハリをうまくつけて減らしていくようにしましょう。
値上げラッシュがいつまで続くかはわかりません。ただ、インフレは世界的な傾向であること、新型コロナウイルスやロシアのウクライナ侵攻などの収束がまだ見えないことを考えると、今後も値上げラッシュが続くと考えるのが自然です。
今回ご紹介した節約術をひとつでも取り入れて節約を進め、値上げラッシュを乗り越えていきましょう。