まだまだ減らせる! ガソリン代・通信費
●ガソリン代
車に乗るなら、ランニングコストとなるガソリン代はなるべく減らしたいところ。給油の際には、ガソリン代の決済に使うとお得な「石油系」のクレカを活用しましょう。たとえば「ENEOSカード C」ならば毎月のカード利用金額に応じてENEOSでのガソリン・軽油が最大でリッター7円引きに。仮に毎月50リットル給油したら、ガソリン代が年4200円安くなります。
また、「apollostation card」では出光でのガソリン・軽油がいつでもリッター2円引きにできるうえ、有料サービスの「ねびきプラスサービス」ならカードの利用状況に応じて最大でリッター10円の割引を受けることもできます。
また、ガソリン代は車の使い方・走り方でも変わってきます。
・給油はセルフサービスのガソリンスタンドを利用する
・急発進/急加速/急停車しない
・タイヤの空気圧を適正にする
・エアコンを使いすぎない
・エンジンオイルを定期的に交換する
・最短ルートで運転する
といったことも大切です。ぜひ実践してみてください
●通信費
スマホは、もし大手キャリアを利用しているのであれば、格安プランや格安スマホに切り替えることで月3000〜5000円程度の節約が可能ですので、ぜひ乗り換えを検討しましょう。家族で一気に乗り換えたら、それだけで年数万円以上の節約につながります。
UQモバイルなら、くりこしプラン+5Gでは、月1628円(S・3GB)と安価なうえ、使わなかった容量を翌月に繰越すことができます。
また、楽天モバイルは料金改定後も月1078円(3GB)〜と安いのですが、無料で利用したいならば基本料金無料のpovo2.0も選択肢に。Wi-Fiの使えるエリアであれば格安で利用できますし、外で利用する場合にはデータ量・通話・コンテンツなどの「トッピング」を購入することで快適に使えます(ただし、トッピングの有効期限の切れた翌日から180日間トッピングの購入がない場合は利用停止になる点には注意)。
「お得」に惑わされるな まとめ買いに注意
●日用品・食費・外食
日用品や食材はどうしても買わなくてはならないものでしょう。それだけに、買い物のしかたには気をつけたいところです。
特に危ないのが「まとめ買い」。大容量で単価が安かったとしても、使いきれないとかえって損になってしまうからです。人気のコストコも楽しいのはわかるのですが、普段買わない食材を大量に買い込むと使いきれずに損しますし、使い切ろうとして無理すると、今度は太る原因になってしまいます。必要なものを、必要な分だけ購入するには、買い物リストを作るのが有効です。家の在庫を把握しておき、何を買うかをはっきりさせておけば、余計に買ってしまうことを防げます。
また、スーパーのプライベートブランドの中には、値上げしないことを宣言しているところも。イオンの「トップバリュ」の食料品・日用品約5000品目や、西友の「みなさまのお墨付き」約1250品目などは2022年6月30日まで値上げしないと発表しています。
たとえば、トップバリュの「北海道バター」(200g)の本体価格は税込354円なのに対し、雪印の「北海道バター」(200g)は税込442円ですので、トップバリュの方が88円安いです。トップバリュの「キッチンタオル2倍巻」(100カット×4ロール)は税込305円、ネピアの「激吸収キッチンタオル2倍巻」(100カット×4ロール)は税込398円。トップバリュの方が93円安くなっています。
もちろん、細かな商品の違いはありますし、今後値上げになる可能性もあります。しかし、より安い商品を選ぶことで節約が進みます。