朝起きてから夜寝るまで実践してわかったこととは

このように書くと、みなさんの中には「どうやって記録や検証をすればいいかわからない」という人もいるでしょう。ですから、ここではまず、僕たちが実践しているやり方をみなさんにご紹介します。

僕たちは3年ほど前から毎日、朝起きてから夜寝るまで、実践しているすべてのメソッドの記録と検証を行っています。その前から、メソッドの記録と検証は行っていたのですが、本要約チャンネルを始めようと考え始めた頃から、「書かれている内容について、ちゃんと自分で実践し検証し、納得のいった本だけを視聴者のみなさんに紹介したい」と思い、より本格的に、細かく記録をとるようになりました。

写真=iStock.com/oatawa
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たとえばたけみは、図表1のような形で記録をつけ、検証をしています。まるで暗号のようですが、「す」は睡眠時間、「Pw」は「散歩」、「Pwlis」は「音楽を聴きながらの散歩」を指します。

「アーシング」とは、裸足で地面に立つことです。各時間帯に書かれている「+4」「+3」といった数字は、その時間帯の集中力やパフォーマンスの状態を-5~+5の範囲内で数値化したものです。

気になるメソッドは最低2週間実践する

たとえば、最上段に「す 9h」と書いてあるのは、前夜の睡眠時間が9時間だったということ。「間食 ナッツ・サツマイモ→5:00~6:30 +3」と書いてあるのは、間食にナッツとサツマイモを食べた結果、この日の17:00~18:30の時間帯の集中力やパフォーマンスの状態が+3だったということです。

僕たちは、本を読んで「効果がありそうだ」と思ったメソッドは、最低でも2週間は実践し、こうして記録し、効果を検証しています。

それによって、自分に合うメソッドかどうかを判断し、効果があったものについては日々のルーティーンに採り入れ、あまり効果がみられなかったもの、徐々に効果が薄れてきたものについては、実践メニューもしくはルーティーンから外します。