場面と質問は明確にし、相手に考えさせない
こんにちは、◯◯の会で名刺交換させてもらった◯◯をしている◯◯です。
先日はお会いできてうれしかったです。
とりわけ◯◯のお話がとても参考になりました。ありがとうございました。
その際、◯◯が◯◯に改善する新商品が話題になったのを覚えていらっしゃいますでしょうか?
あれから、いよいよ販売開始になり、お客さまにもすごく喜んでもらっています。
きっと、◯◯さんにも気に入っていただけると確信しておりますので、よろしければモニターでご利用いただき、ご感想をいただけないでしょうか。
ご検討いただき、お返事いただけるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
[改善ポイント]
冒頭の挨拶を少し詳しくするだけで、その日のイメージが思い出せるので、「誰だっけ?」と、あれこれ悩む必要がなくなります。そして、「いろいろ」とコピペでごまかせる曖昧さではなく、「とりわけ」と具体的な内容があることで、さらに記憶が鮮明に蘇ってきます。
その後、改めて商品について簡単な説明を加え、モニターとその感想について検討してもらい、お返事いただけるように、具体的に伝えています。
ここまで盛り込む必要はありませんが、相手に余計な負担のないように考えて書いた想いや気遣いは、文章から伝わっていきます。
上から目線では、相手の心に響かない
ポイント5:「説教」しない(シチュエーション:ランディングページ)
「どうしてできないの⁉」「何回言ったらわかるの⁉」「ちゃんとして⁉」
子供が萎縮し、才能を伸ばせなくなる言葉を、あなたはついつい言っていませんか? 特に時間に追われているときに、無意識に子供に浴びせてしまう方も多いです。子供も賢くて、いつも言われていると、その場しのぎでそれ以上言われないように行動するか、聞き流す技術を身につけるかして、ちっとも改善してはいきません。
どうして、お子さんはできないのでしょうか⁉
それは、どうやってやったらいいのかを、あなたが教えていないからです。
[ダメ文ポイント]
何かを伝えるとき、「正しさ」はもちろん大切ですが、真実の言葉は、ときに人を傷つけ、攻撃する武器になります。
例文は、子育て教材の販売ランディングページのものですが、書き手(販売者)の立ち位置や立場、状況、キャラクターによっては、ビシッと伝えることが効果的に響く場合があるかもしれません。
しかし、わざわざ説教をされてまで、何かを購入したいとう人は少ないです。