無理なく取り組めているかがポイント

挑戦する際には、最初は一定期間(3~6カ月)取り組んでみて、取り組む過程に好きなことがあるか確認するといいでしょう。なぜなら、好きなら継続できるし、継続すると専門知識も身につき、結果としてあとからお金がついてくるからです。

たとえば大学教授。お金を稼げるから教授をめざしたのではなく、その学問を学ぶのが好きだから継続できて専門性が身につき、結果として教授になって高い給料をもらえるわけです。

副業の場合、いきなり「これが好き!」とはなりませんから、定期的に「無理なく取り組めている状態か?」を確かめるのがいいでしょう。

私のブログもそのようにして続けていたのですが、半年ほど続けても売上は全然伸びませんでした。それでも1日じゅうブログを書いていることも多く、「無理なく継続できているし、まあまあ楽しい」と思えていたのです。

私は「ある問いに対して、自分なりに考えを整理して答えを出すこと」が好きですが、それがブログを書く過程にあったわけです。

気になる副業に一定期間(3~6カ月)取り組むと、仕事の全体像を把握した上で「自分の好きなことがあるか?」「自分はこの仕事が楽しいと思えるか?」を判断することができます。

ですから、まず3~6カ月間取り組んでみて振り返ってみることをオススメします。

月5万円以上の副業収入は転職でアピール可能

そして「この副業が好きだ!」という確信があれば、シナジーを生むために転職を視野に入れるのもアリです。できれば、「副業で月5万円以上稼げた状態」で転職活動に挑むのがいいでしょう。月5万円ほど稼げる経験とスキルも備わっているため、未経験の業界であっても転職できる可能性が高まるからです。

実際、銀行員だった私がWebマーケティング会社の面接を受けたのは、ブログで月に3~5万円ほど稼げ始めた時期でした。

そのため、仕事の全体像をとらえたうえで、自分には適性があることや、具体的にどんなスキルがあるかを面接で具体的に説明できたのです。「稼げた実績」と「100記事ほど書いたブログ」をポートフォリオとして提出できたので、説明にも納得感をもたせることができたと思います。

國富竜也『会社勤めのモヤモヤを吹き飛ばす副業の思考法』(KADOKAWA)

月に5万~10万円程度の副収入があれば、「この会社で経験を積みたいけど、提示された初任給では生活が苦しい」というような会社でも、選択肢に入れることができるようになります。

また、人によっては、年収の交渉手段としても「副業の成果」が使えるでしょう。自分から言うのはあまりオススメできませんが、転職の面接時の年収交渉にも対応可能でしょう。

このように、「好き」と「稼ぐ」の両方を満たしていると、未経験のジャンルの会社に転職できる可能性も高まりますし、転職後のミスマッチを防ぐこともできます。

「本業×副業」という働き方を続けることで、このようなメリットもあるのです。

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