何でも否定する人は仕事でも人間関係でも躓く

周囲からそう思われてコミュニケーションの機会が減れば、貴重な情報や役立つ話題も入手できなくなる。これではビジネスチャンスも逃してしまいます。

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何でも否定する人に仕事がデキない人が多いのは、こういうことでもあるのです。自分の言葉が否定から始まってはいませんか? 誰かを否定することに無頓着になっていませんか?

なかには、悪気はないし否定するつもりもないけれど、無意識に、会話のアタマについ「いや」「でも」「だけど」をつけるのがクセになっている人もいます。このクセは、自分で意識して気をつけ、直す努力をしたほうがいいでしょう。そうしないと、仕事でも人間関係でも必ずつまづきます。

相手の話には、否定ではなく「共感」から入る。自分の好き嫌いを押し付けず、相手の価値観を否定せず、興味や関心を持って歩み寄る。その姿勢ひとつで、人間関係もビジネスも大きく変わっていくのだと私は思います。

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