泥沼状態を続けるほうがメリットがある

眞子さんの思いとは別に、小室圭にすると、眞子さんと結婚しても金銭的なメリットはないようだから、「入籍を断念する」という選択肢もあるのではないかと、女性セブン(6/24日号)は見ている。

入籍断念というのは、別れるということではないようだ。無理に今は結婚しないで、このまま泥沼状態を続けていくことのほうが、小室圭にとってメリットがあるというのである。

眞子さんが結婚しないまま女性宮家創設が決まれば、独立の生計を営む親王となり、皇族としての品位を保つための「皇族費」が毎年3050万円支給される可能性が高いという。

さらに、住む土地や建物も国が用意してくれて、宮家の職員として宮内庁職員が7~8人は配置されるというのだ。

そうなれば、眞子さんに入るおカネを当てにして、自分たちの生活費に充てることもできるから、略奪婚のようなことは考えていないのではないかと推測しているのである。

2人で一つ屋根の下で暮らしているが、結婚をしない「事実婚」をするのではないかと、私は読んだが、そんなことを秋篠宮夫妻が認めるとは到底思えないのだが。

なぜ母子の肉声がまったく出てこないのか

ここまで3つの女性誌による眞子&圭にまつわる「揣摩臆測」を紹介してきたが、私が、この2人の納采の儀が延期になってからこれまで、一貫して不思議に思ってきたのは、秋篠宮眞子さんはともかく、メディアが小室母子の肉声を取ろうとしてこなかったことである。

金銭トラブルが発覚してから、元婚約者からの一方的な情報は毎週のように週刊誌に載ったが、その情報の真偽を確かめるために、本来なら、もう一方の当事者にも会い、両者のいい分を載せるというのが、どんな週刊誌でもやらなければいけないイロハである。

たしかに、母親・佳代の口は堅く、小室圭も取材陣の問いかけに無言を貫き通した。その後突然、小室圭はニューヨークのロースクール大学に留学してしまった。

だが、これだけのニュースバリューを持った取材対象をメディアが追いかけないわけはない。ニューヨークには日本のメディアから仕事を受けているジャーナリストがたくさんいる。

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スクープを狙っている一匹狼的なフリーランスのジャーナリストもいるはずだ。異国の地で、心細い日々を送っている小室圭に近づいて知り合いになり、時間をかけて彼の考えている眞子さん像や結婚観を聞き出そうとする人間の1人や2人出てくるだろうと思っていたが、今のところ、小室圭の生活の断片も、肉声も全く出てこないというのはどうしたことであろう。

小室圭も母親・佳代も今は一般人である。礼を失しないように接触するのに躊躇することはない。