秋篠宮家からの金銭支援も難しい

収入面ではどうだろうか。

女性皇族が民間に嫁ぐ際には「皇族であった者としての品位保持の資に充てるため」として、一時金が支給されると皇室経済法で定められている。その金額は眞子さまの場合、1億3725万円になるとみられている。

小室は弁護士としてニューヨークで就職できれば、初年度から年収1000万円超えが確実ともいわれているから、生活は万全のようだが、そうでもないという。

眞子さんは成人になってから年間915万円の皇族費が支給されているが、これはなくなる。さらに、実家からの金銭的な支援も難しいというのだ。

「皇族が国から受け取る皇族費は、品位保持のためと皇室経済法に規定されています。使い道に法的な制約はありませんが、たとえ親族であっても宮家の外の人にお金を渡すのは、税法上の問題はなくとも、好ましくありません。もっとも、お年玉や小遣い程度の額なら問題にはならないでしょう」(山下晋司)

一般家庭とは違い、秋篠宮夫妻から眞子さんへの仕送りはNGなのだそうだ。さらに、元皇族という立場上、セキュリティーのしっかりしているマンションを借りなくてはいけないが、それで、一時金の大半はなくなってしまうだろうという。

「“義母”となる佳代さんとうまくやっていけるのか」

眞子さんの場合、とくに懸念されるのは小室圭の母・佳代との“嫁姑関係”だと女性自身は書いている。

「秋篠宮家は皇室の中でもとくに“清貧”を心がけているご一家です。眞子さまもユニクロのワンピースをお召しになるなど、節約に努めてこられました。一方、佳代さんは元婚約者に高級レストランでのディナーやクルージングパーティを要求していたように、眞子さまとは金銭感覚が合わないように思われます。また、佳代さんは新興宗教に入れ込んでいた時期もあったといいます。

眞子さまが佳代さんと直接顔を合わせた回数は多くはないはずです。小室さんは“理想の母”だと話しているでしょうし、佳代さんの実像が眞子さまに伝わっているとは言いがたいでしょう。はたして“義母”となる佳代さんとうまくやっていけるのか……」(皇室担当記者)

ここでも母親・佳代の存在が不吉な影を落としているようだが、実は、佳代と秋篠宮紀子さんとは1966年の生まれで、「丙午ひのえうま」だと、文藝春秋7月号で、エッセイストの酒井順子(彼女も同じ年の生まれ)が書いている。