リモート時代での働き方と英語

昨今、社会人が積極的に学び直しを始めている。それは、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけとして、世の中が大きく変化し始めたからだ。こうした変化に対応できる企業では、仕事の中身が変わっていくだろう。対応できない企業は淘汰とうたされる。

「ニューノーマル」ということが言われる。「新型コロナウイルス後の世界は、これまでの世界と同じものではない」ということだ。新しい世界を支配する原則が「ニューノーマル」である。

新型コロナウイルスによって、さまざまなことが大きく変わった。その中には、コロナが終われば元に戻るものもある。しかし、社会を構成する諸要因のうち、きわめて重要な部分で、元に戻らない変化も生じる。

そのために、コロナ後の世界は、これまでの社会とは大きく違ったものになる。コロナ後の世界では、新しいビジネスモデルを採用できる企業が成長するだろう。

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変化に対応できる人、できない人

ニューノーマルに対応できる企業とそうでない企業とでは、評価に大きな違いが生じる。すでにそのような評価が株式市場に表れている。

株式の時価総額が大きく変化している。GAFA+Mの時価総額が、日本の東京証券取引所の一部上場企業の総額よりも大きくなっている(GAFAとは、Google、Apple、Facebook、Amazonで、MはMicrosoft)。また、ビデオ会議サービスZoomの時価総額がアメリカの航空会社の時価総額の合計よりも大きくなるという変化も生じている。

評価が変わるのは、企業だけではない。個々の人間についてもそうだ。変化に対応できる人とそうでない人は、コロナ後の世界において、評価が大きく変わるだろう。そうした改革をリードできる人が重要性を増すだろう。

したがって、変化に対応するために勉強することが非常に重要になってきている。企業がビジネスモデルを変更するのと同じように、個人も仕事のやり方を変えなければならないのだ。そのためには、勉強をする必要がある。